宝塚歌劇団・雪組公演『An American in Paris(パリのアメリカ人)』、初日公演の1階A席15列の宝塚歌劇チケット、御園座友の会で購入しました。
公演は15時から、せっかく名古屋に行くのだからと、以前から行きたかったジブリパークに寄りました。
地下鉄東山線に乗り、藤が丘駅でリニモに乗り換え、愛・地球博覧記念公園駅を降り立つと目の前はジブリパーク!
ジブリパークには幾つかエリアがありますが、今回は宝塚観劇前の限られた時間なので、「ジブリの大倉庫」を観る入場券を手配しました。
倉庫に色んな展示をしているだけと思ったら、とても立派なパビリオンでした!
「借りぐらしのアリエッティ」のお部屋、ベッドに机、あふれる草花、おとぎ話のお部屋です。
庭には巨大な草花が!!
自分が小人になったみたい、小人の見る世界ってこんななんだぁ~と
次に向かったのは南街の商店街、昭和の風景でした。
本当にお店になっていて、駄菓子屋、本屋、プラモデル屋など小売りしています。
「紅の豚」といえば飛行艇・水上飛行機、飛行艇・水上飛行機といえば川西航空機!
その川西航空機のプラモデルを販売していたのでちょっと感動です!
余談ですが戦争のとき、宝塚音楽学校の女学生の勤労奉仕先として選ばれたのが川西航空機の仁川工場でした。(宝塚音楽学校の文化祭プログラムに書いてありました)
南街自治会の掲示板
昭和レトロな映画館、実際に短編アニメ映画を上映していて、一本鑑賞。
・・・すっかり童心にかえりました。
お昼はシブリパークのきしめんを食べ、駅に戻ります。
車内広告で『パリのアメリカ人』を探していたら、なんと!『ダンサ セレナータ』の吊り広告が!?
名古屋近郊の宝塚ファンはフワフワしますね。
地下鉄東山線は名古屋駅の一つ手前、伏見駅で降ります。
最寄りの地上出口が工事中のため遠回りになりました。
御園座にたどり着きました!
エスカレータ横には巨大ポスターが掲示、ダンスするジェリー・マリガン(朝美絢)とリズ・ダッサン(音彩唯)がお出迎え。
『An American in Paris(パリのアメリカ人)』、初日公演の舞台の幕が上がります!
舞台中央、ピアノはアダム・ホックバーグ(縣千)のもの。
戦争が終わって明るいムードの方が勝っているお芝居、考えさせらるシーンもありますが楽しい気持ちの方が大きい物語です。
それにしてもヒロインのリズ・ダッサン(音彩唯)は、ジェリー・マリガン(朝美絢)とアンリ・ボウレル(瀬央ゆりあ)とアダム・ホックバーグ(縣千)の3者から求愛を受けます。
雪組男役のNo1、2、3から愛されるなんて娘役冥利(みょうり)に尽きるお役だと思います。
朝美絢さんは、ちょっと軽い感じを出すのが本当に上手、微笑ましくなる。
雪組に瀬央ゆりあさんが来てくれて、お芝居の見どころがたくさんです。
縣千さんはナイーブな役がよく似合う、本当の縣千さん結構ぐいぐいだとか?
ぐいぐいジョーの天月翼さん、今回はムッシュ・デュトワ、3人を見守るお役です。
Z先生(蒼波黎也)が怪しさMAXで面白い!
お洒落でハートフル、幸せな気持ちになる作品でした、名古屋まで来て良かった!
名古屋が、もはやパリでした!