宝塚歌劇団・星組公演『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』、S席1階8列のチケットです。
1回目の観劇では2階席の後ろの方で全体を俯瞰したので、今回はポイントを絞って観劇です。
宝塚ホテル横の西駐車場に大型バスがなんと9台来ていました!
こういう日はキャトルレーヴやレビューショップが混みます。
大劇場としては大いに売上アップの日です。
『ディミトリ』のポスター、すみれ色のカーテンと良く合います。
プロローグの「老人と花」、物乞い(美稀千種)の語る物語はありし日のトビリシ、滅びの予感とリラの精がたまらない。ガンベダオバ(小桜ほのか)、スィクヴァルリ(瑠璃花夏)、シブルズネ(詩ちづる)の3人のリラの精、美しく可憐で歌もうまい。
星組の娘役は歌のうまい人が多いけれど、harugotatsuは小桜ほのかさんが好きです。
声の質がいかにも宝塚の娘役らしい正統派の声質だと思うのです。
天上の神々しいところから舞い降りたようなお声です。
2022年の宝塚歌劇の登場人物の中から、
「理想の上司は誰?」
というアンケートをとったなら間違いなく上位に入るだろう人物は、ホラズム王のジャラルッディーン(瀬央ゆりあ)!
猜疑心を制御して信頼に変えるあたりがすごいと思う。ディミトリ(礼真琴)もすっかり心酔しているし・・・。
ジョージアダンスは近すぎて陣形の美しさは分かり難かったけれど、個々のダンスをしっかり鑑賞できて良かった。劇団側の期待に応えた星組の方々はたいしたものです。
いつの日か、海外公演としてジョージアで『ディミトリ』の演目を上演できるといいのになぁと、駐日ジョージア大使に期待します!
”斜陽の国・・・云々” を『ディミトリ』に変えたのも将来のジョージア公演を見越してのことだったりして。そのときには阪急交通社の観劇ツアー、絶対申込む!!