宝塚歌劇団・星組公演『銀二貫 -梅が枝の花かんざし-』、11列の宝塚歌劇チケット、宝塚友の会の抽選販売で購入しました。
宝塚バウホールは、収容500人程度の小さな劇場、最後尾17列ですから11列といっても真ん中より後ろの席です。
宝塚バウホールへのアクセスは4通り、
・大劇場入口→すぐ左の屋内階段上る
・大劇場入口→レビュー郵便局越え→左出口から屋外階段上る
・大劇場に入らず→くすのき広場のエレベータ昇る
・大劇場に入らず→くすのき広場のエレベータ横の屋外階段上る→阪急電鉄事務所でターン→バウ楽屋入口前を通過

エレベータ前はチケ出しのデスクやスタッフさんで混雑していますが、足腰が弱い方、車椅子の方などは遠慮せずエレベータに前進すればよいと思います。
harugotatsuは、くすのき広場の屋外階段を上って行きます、運が良ければジェンヌさんや音楽学校の生徒さんを見かけることがあります。

『銀二貫』公演ポスターと宝塚バウホール公演時間表、完売御礼のの赤札です。

宝塚バウホール公演はトライヤル的な面があり、若手起用や新しい試みの演目など大劇場公演とは少し違った楽しみがあります。
チケットそのものは、大劇場公演よりずっと取り難い、収容人数が大劇場の1/5以下、出演するジェンヌさんの後援会の人々、ジェンヌさんの親戚・知人などが駈けつけるので一般の人がチケットを取るのは至難の業です。
ポスターは主役の稀惺かずとさん(105期)、ヒロインの乙華菜乃さん(106期)、音楽学校で予科本科の関係のお二人です。
稀惺かずとさんは、東京出身で日本女子大付属から宝塚音楽学校入学の大変な才女です。
『1789』と『阿修羅城の瞳』の2回新人公演の主役をしていますので、満を持してのバウ主役です。
乙華菜乃さんは、ほぼ地元の川西市(宝塚市の隣り)出身、『RRR』新人公演ヒロインを経てバウ初ヒロインです。
バウ公演のヒロインはポスターインするかどうか決まっていません。
例えば、『Golden Dead Schiele』のヒロイン白河りりさんはポスターインしませんでした。
また、『ベアタ・ベアトリクス』のヒロイン小桜ほのかさんは、ほぼタイトルロールにもかかわずポスターインしませんでした。
主役の男役さん一人が写る公演ポスターが多いので、乙華菜乃さんがポスターインして本当に良かった!

1 松吉(彦坂鶴之輔)はまり役
稀惺かずとさん演じる彦坂鶴之輔、武士の子ながら仇討ちで父を失い、商家で松吉として生きていきます。
役を演じつつも素の稀惺かずとさんに近いお役だったのでは?と思うほど自然な演技でした。
パーンというオーラが在ったか、というと微妙ですが、どうだ感が無いのも稀惺かずとさんの良さだと思いました。
2 乙華菜乃さん宝塚の宝
乙華菜乃さんは前段、料理屋「真帆屋」の娘である真帆を少女期から演じ、後段大火の後はおてつとして生きていきます。
とびきりの芝居上手、呼吸するように芝居をする舞台女優さんです。
3 上方の世界感をつくる旦那と番頭
大阪天満の寒天問屋井川屋、主人の和助(汝鳥伶)、番頭の善次郎(輝咲玲央)が上方の世界感をつくり観客を芝居の世界へ引き込みます。
松竹の舞台かと錯覚するほどに、この二人は達者な演者!
結局、銀六貫をもつくり出す、二人の真面目さ、天神さんへの信心に心を打たれます。
4 浄瑠璃シーンの妙技
第六場曽根崎心中、徳兵衛(稀惺かずと)とお初(乙妃優寿)、人形浄瑠璃の人形に扮して操られる演技をします。
芸として秀逸、積んだお稽古の時間や苦労を想うと胸が熱くなります。
本当に達者な芸を見させてもらいました。