私の場合

黒蜥蜴(新人公演) 1階S+席

宝塚歌劇団・宙組公演『黒蜥蜴』(原作:江戸川乱歩、戯曲:三島由紀夫)、新人公演1階S+席で観劇してまいりました。

公演プログラムの出番表はこちら、

『黒蜥蜴』新人公演の出番表

宝塚歌劇・宙組新人公演『黒蜥蜴』公演プログラムが椅子に並んでいます。

今回の新人公演の主演、鳳城のあん(ほうじょうのあん)さんが表紙です、おめでとう!!

第106期生、神奈川県鎌倉市出身です。

新公ヒロイン黒蜥蜴役は、梨恋あやめ(りれんあやめ)さん、北海道札幌市出身の第108期生です。

『黒蜥蜴』の主な配役はこちら、

雨宮潤一を演じるのは奈央麗斗(なおれいと)さん第107期生、地元兵庫県宝塚市の出身です。

ナイーブなハンサムガイの登場です、ファン増えたでしょうね。

『黒蜥蜴』江戸川乱歩の作品を三島由紀夫が戯曲に仕上げた傑作ながらも、倒錯した愛と怪奇な人物たちのため表現が難しい作品です。

タイトルロールを含む主要な3役に新公学年の中から実力者3人(鳳城のあん梨恋あやめ奈央麗斗)を当てたことが成功の要因、大変な良作に仕上がっていました。

明智小五郎鳳城のあん)の歌、ダンス、芝居と良質、特に目を引いたのはアクション!

乱闘シーンなどの立ち回り、スピード感と姿勢の柔軟さが際立っていました。

黒蜥蜴梨恋あやめ)は狂気と純粋を合わせ持つ特異点、常人では理解し難い女賊をこんなに上手く演じることができるのかと感心しました。

猟奇的な犯罪者ですから共感はできません、しかし、観終わった後に黒蜥蜴の異常な愛の10分の1くらいは理解できたような気がします。

娘役2番のお役、岩瀬早苗桜山葉子朝絵咲名(あさえさな)さん第109期生、エトワールに抜擢されて歌の上手と認識していましたが、芝居も上手!

桜山葉子のお役はジェンヌさんの引出しに無いお役、ところが迫力というか凄み、あばずれ感、そして可憐さの残る悲哀が伝わってきて好演でした。

「あたしを買っとくれ」「世の中、不公平!」と言う堕ちた台詞が良かった。

明智小五郎の影のお役、ダンサーが選りすぐられている中で、娘役の風羽咲季(かざはねさき)さん、結沙かのん(ゆいさかのん)さんが髪を束ねて混じっています。

男役になりきるのではなく、娘役特有の軽(かろ)さが残ったダンスは好ましかった。

このダンサーグループのレベルが高かった、宙組のダンスの将来は明るい!

最後に触れておきたいのは、明智の部下ののお役、本役は風色日向さん、このお役を響望歌さんが演じられたのがうれしかった!

宝塚歌劇は何と言ってもミュージカル、歌の上手の男役さんが育っていくのを見るのは心強い!

東京宝塚劇場の新人公演は、きっとライブ配信で見ます、楽しみ!

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