宝塚歌劇団・星組公演『記憶にございません!』-トップ・シークレット-の千秋楽、A席2階8列の宝塚歌劇チケット。旅行代理店の一般公演の周旋で購入しました。
千秋楽の宝塚大劇場の正門、あいにくの雨模様、すこしばかり涙雨?
千秋楽は卒業するジェンヌさんの受付ブースが設営されます。ちょうど舞空瞳さんの案内板が掲示されるところでした。
大パネルの礼真琴さんが一緒に写り込むように1枚!
卒業するジェンヌさんの受付ブースの設営が終わり、手前から煌えりせさん、舞空瞳さん、紅咲梨乃さん、水乃ゆりさんの受付ブース。
いよいよ千秋楽、大劇場の最後の舞台となるのだなぁ、と実感します。
梅田芸術劇場はOGが舞台に立つことが珍しくないけれど、宝塚大劇場は花束贈呈やイベント司会など特別なケースを除けば、二度と舞台に立つことはありません。本当に最後の舞台です。
お昼は劇場のレストラン・フェリエでエトワールランチをいただきました。
「 鱧・小柱・冬瓜の冷製 トマト風味のトマトとともに 」
「 鶏肉のオーブン焼き ミルフィーユ仕立て バルサミコ風味のソース 」
「 パウンドケーキとミニドーナツ キャラメルソース」
改札前の行列、もうすぐ千秋楽の開場です。
千秋楽の幕が上がりました!
今回harugotatsuは初めて、銀橋を渡りながら黒田啓介(礼真琴)がすれ違う女性に次々に抱き着いたりお尻を触るシーンを見ました。今まで舞台の方を見ていて銀橋を全然見てなかった!
教えてもらい、最後に見れて良かった!?です。
最後にすれ違う女性は何もせずスルーなのはどういう演出なのか意味は分かりません。
第12場「回想・学生時代」、黒田啓介(礼真琴)、小野田治(ひろ香祐)、黒田聡子(舞空瞳)、
今日は、うるうる涙ぐむだけでなく、一度だけ不覚にも嗚咽してしまった。
小野田っち、今日は台詞を言う前から、登場するだけで観客の笑いをとっていました!
不思議だけど、大勢の人にとってここは笑うシーンなのです。
投石犯の南条実(輝咲玲央)の庶民ネタ、毎回変わって面白い、南条はいつも発泡酒を呑んでいるけれど、今日は千秋楽なので特別にビールを飲むそうです。
あと、南条はティッシュは買わない、町で配っているポケットティッシュでまかなっているそうです。
南条の傘は穴が開いてしまっていて観客に傘を貸してくれ~!と頼んでいたこともありました。
南条って公演が進むにつれて、人となりが肉付けされていくのが面白いです。
幕間休憩、キャトルレーヴに小野田っちの舞台写真を買いに行きました。
そもそも舞台写真になっているかどうかも、甚だ疑問?
ところが、まさか の まさか!
舞台写真になっていた!!(啓介と小野っちの学ラン2ショット)
そして、完売売りきれ!!
新聞でも取り上げられたティアラの戴冠(礼真琴と舞空瞳の2ショット)、こちらも完売!
ファンは見る目があります、すっかり出遅れました(千秋楽だよ~)。
『Tiara Azul -Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』の開演前の舞台、瞬きは最少にドライアイ覚悟で臨みます。
サヨナラショーは、「Gran Cantante!!」を煌えりせさん、紅咲梨乃さん、水乃ゆりさんが銀橋を渡りながらトリオ歌唱、ファンは大喜びです。
大劇場でも全国ツアーでも披露した曲、多くのファンに思い出深い曲です。
そして、「運命に結ばれて」は『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』から。
元の小説は『斜陽の国のルスダン』、ルスダン(舞空瞳)の主人公感の強い作品、そしてディミトリ(礼真琴)はルスダンにぞっこんという物語、歌詞に想いがこもります。
最後は、「The Next Generation」、『めぐり会いは再び next generation 真夜中の依頼人』から明るいテンポの良い曲。
ここで異変が! 隣りのお姉さんも、後ろのマダムも泣き始めた、しくしく泣く人、鼻をグズグズする人がどんどん増えていく。
観劇の邪魔にならぬよう、みんな堪えながら、おさえながら忍び泣く、宝塚ファンの人って本当にいじらしい。
こういう明るい曲調の方が、涙をこらえられなくなるのでしょうね。
終演後のくすのき広場、卒業を祝う白服の人たち多かったなと思います。
今日でお別れの人、東京でも観劇する人、いろいろだと思いますが、大劇場は今日で卒業です。
煌えりせさん、紅咲梨乃さん、水乃ゆりさん、そして舞空瞳さん素晴らしい舞台の数々ありがとう!
東京公演も全公演の幕が無事に上がることをお祈りしております。