宝塚歌劇団・花組全国ツアー『フィレンツェに燃える』梅田芸術劇場メインホール、Ｂ席３階４列の宝塚歌劇チケット、梅芸会員の抽選で購入したチケットです。ちょうど前方が通路なので見やすいお席です。席と前方通路の間は壁はなく、手すりの支柱があるだけです、舞台の見え方はこんな感じ。
水美舞斗さんのダンスが凄かった！
娘役をリフトしてのターンが高速回転過ぎて、くるくるまわされている娘役さんを心配するくらい、降ろしたときに、水美舞斗さんがパートナーの娘役さんに片手拝みして謝っていましたので、本人も自覚があったのでしょう。
地元の大阪だったからか、お芝居が比較的おとなしく体力温存できたのか、分かりませんが、もうリミットが外れたような、八門遁甲を開放したようなダンスでした。
レビューながら物語をつくっているバロン役の高翔みず希さんのパントマイムのような演技がかわいらしかった！もっと、もっと見ていたいと思いました、癒されます。
カゲコーラス（和海しょう、南音あきら、咲乃深音、湖春ひめ花）は歌の上手いジェンヌさんを揃えたのでしょう、クオリティ高かった、聴き入りました。
お芝居の方は、バルタザール侯爵家の跡継ぎアントニオ（柚香光）と弟レオナルド（水美舞斗）の息の合ったお芝居が好ましかった、柚香光さんと水美舞斗さんは長年連れ添った夫婦のような奇跡のペアですね、これからもたくさんの演目をこの二人で観たいです。
髭の柚香光は男前、似合う、あごの線が美しいからなお映える。
マチルド（咲乃深音）のシーンはどれも切なく健気です、物語の中心の恋ではありませんが、深く印象に残る悲恋です。
『フィレンツェに燃える』は、大阪ではじまる全国ツアーです、名古屋の千秋楽まで無事に公演できるよう祈っています。
観劇後にお茶をするため、となりのホテル阪急インターナショナルに行くとハロウィンのディスプレイがありました。
