宝塚歌劇団・宙組公演『PRINCE OF LEGEND』、S席1階3列の宝塚歌劇チケット、プレイガイドの抽選販売で購入しました。
宝塚大劇場の向い、立体駐車場から撮った宝塚大劇場の正門あたり。
今回のお席は、いわゆるタケノコ席です。
宝塚大劇場の1階1列目~7列目はSS席、12,500円のお席です。
ところが舞台中央を、ほぼ真横を向いて見なければならないサイドブロック上手32席、下手32席、計64席は7列より前のお席ながらS席8,800円として売られるのです。
タケノコ席は舞台を正面から見て作品を楽しみたい人には不向き、おすすめしません。
しかし、スターさんを間近で見たいファンには特等席です。
タケノコ席は2列目から始まりますので2列目が最前列、スターさんと自分の間に何も無く、ほぼゼロ距離!
今回、harugotatsuのお席は3列目、実際には2列目✨のお席というわけです。
タケノコ席から見た舞台、だいぶと斜めの視界です。
銀橋のジェンヌさん達が客席降りするときに使うミニ階段です、近い!!
『PRINCE OF LEGEND』は、お芝居でもショーでも客席降りがあるので楽しみ!
横に向くと花道、ここでお芝居することも多いのです。
ショーでは下級生が並ぶので、贔屓しているジェンヌさんが下級生の場合、オペラなし裸眼で表情、目の動きまで分かります。
花道の出入口、カーテンで仕切っているので向う側は見えませんでした。
花道にも立ち位置を示す番号が床に貼ってありました。
『PRINCE OF LEGEND』の開演前の舞台、フェザーが舞い、華々しい。
セレブ王子の朱雀奏(桜木みなと)、ヤンキー王子の京極尊人(水美舞斗)、生徒会長王子の綾小路葵(鷹翔千空)を銀橋に渡るとき、数メートルの近くで見ることができました。
たぁーと走って来ても、銀橋に入るところでターンになるので、やっぱりスピードが少し落ちる!
そこが、ガン見のねらいめです。
harugotatsuの気になったところ
1 科学教師 誠
聖ブリリアント学園の科学教師の誠(輝ゆう)、冷たく感情の無い感じがする個性的な美しさに目がいってしまう。どんなバックボーンのキャラなのか、もっと知りたくなりました。残りの観劇の内1回はずっとずっと誠(輝ゆう)を追いかけてみることにしました。
2 母はお空へいきます
朱雀奏の母、朱雀麗香(小春乃さよ)は早世します。幼い奏に「母はお空へいきます・・・」という感じのセリフに胸がしめつけられて涙目になる💧 世の無常、不憫な母と子、母の無い子となる奏、泣けるシーンです。ところが、お母さんの言うお空は、玄武高専・王子研究部、お母さんは転生してJKになっていました! プログラムの解説に「彼女・成瀬果音に亡き母の面影を見出した奏は一瞬で恋に落ちる」とあるけれど、母の面影どころか、生き写しのJK・三条沙良(小春乃さよ)が玄武高専に居るの奏は気か付かなかった!?
3 朱雀俊哉の独り芸
異母兄弟の朱雀奏と京極尊人が初めて会うシーン、朱雀俊哉(松風輝)の独り芸が可笑しい、何と戦っているのですか? ちょっと、見えませんでした。
幕間休憩に入り開演まで残り5分になると緞帳があがりビートオンステージ『BAYSIDE STAR』の舞台が現れます。
タケノコ席からの風景はこんな感じ
緞帳が上がると、左右の灯台が光り、明滅します。
ショーは各ジェンヌさんの見せ場がしっかりとあって作・演出(齋藤吉正)の組子愛を感じます。
他の組からの移籍組にもやさしかった!
S15の懐かしのブエノスアイレス、タンゴスター(鷹翔千空)と恋人(きよら羽龍)がカッコいい!
S23のしあわせ運べるように、じーんとしちゃった人は多かったのでは?
神戸市、宝塚市、西宮市、明石市・・・、宝塚大劇場の近隣のファンで被災した人は少なくないはず。
震災の記憶を風化してはいけないけれど、時間が解決して乗り越えることができた人々も多いと思います。
忘れないことと忘れることの難しさを感じます。
今回のお食事は和食くすのき、「幕の内すみれ~宙~」、強肴(しいざかな)の秋刀魚幽庵焼き、焼栗、銀杏、さつまいも蜜煮、舞茸、秋の味覚に大満足。
宝塚友の会の割引きで、2300円 → 2100円に、食後にプラス300円で珈琲もいただきました。
『PRINCE OF LEGEND』は、あと3回観劇予定、楽しみです!