宝塚歌劇団・月組全国ツアー『花の業平』、S席1階9列の宝塚歌劇チケット。梅田芸術劇場は去年の雪組『フォルモサ』以来、メインホールの1階席に座るのはたぶん『オデッセイ』以来です。
梅田芸術劇場の広場には月組全国ツアー『花の業平』のポスターが!
と言っても、レビューショー『PHOENIX RISING』の方のポスターです。
平安絵巻っぽいポスターも作ってほしかったなぁ。
上演時刻まで緞帳はおりたまま、5分を切っても上がりません。
『花の業平』は動く王朝絵巻、23年ぶりの再演でharugotatsuは初見、『応天の門』は観たけれど予習なし。
藤原良房(英かおと):わるもんの親分
藤原基経(風間柚乃):わるもんの手先
というざっくり視点でだいたい合っていました!
太政大臣・藤原良房の大物感、悪玉感が出ていてむしろ気持ちが落ち着く。
悪役が悪役なほど、ヒーローは輝くと思うのです。
ところで、ちょっと気になった台詞は、
在原業平「これから、あなたをさらいます」
高 子 「うれしい!」
普通はかどわかし、しかし、鳳月杏だとおとめはむしろ感涙!
幕間休憩後のレビューショーは、『PHOENIX RISING(フェニックス・ライジング)』-IN THE MOONLIGHT-、開演5分前には緞帳が上がりました。
韓国「月明かりの恋うた」、夢奈瑠音さんと静音ほたるさんのペアが美しかった!
極だって美形の二人が月明りに踊る様は心の安らぎ、魅せられます。
タイ「FRIGHT BIRD OF PARADISE(希望)」(彩海せら、花妃舞音)、曲も振付けも本公演と違ったものに。実力者の二人に合わせてか? かなり激しいダンスです。
カーテンコールのご当地ジェンヌ紹介は、大阪府出身者、八尾市の美渦せいかさんに始まり、
組長(梨花ますみ)が
「大阪市出身、梨花ますみ・・・」
と最後に紹介するところがとても可愛い!!